カナダ・モントリオールの観光情報

Parc_du_Mont_Royal(モン・ロワイヤル公園)

Parc_du_Mont_Royal(モン・ロワイヤル公園)モントリオールの象徴と言えばモンロワイヤル公園である。1876年に造園され3つの丘から成っている。標高223m(Royal)、211m(Outremount)、201m(Westmount)、モントリオールの名前の由来となった。

この公園はNew York Cityのセントラルパークのデザイナー、フレデリック・ロー・オムステッド氏のデザインである。面積は61万2千坪。この山は公園と名は付くが、全体の 14%が公園に対して、山の半分が墓地である事だ。宗教別ではプロテスタント、カトリック、ユダヤの順番に多い。ちなみに山の中に墓地を作るのはイギリスの慣習。また、山の頂上にある高さ30mの十字架は夜になると照明で浮かび上がり、ときには100km先からも見える。

暖かい日の休日になると頂上目がけて、サイクリングやジョギングをする人々を目にする。山のふもとの広場では毎週日曜になると「タムタム」と呼ばれる踊りが模様され、どこからともなく太鼓のような物を持った若者が公園に集まり、太鼓のリズムに合わせて皆それぞれ踊りを繰り広げているのだ。秋になれば紅葉も大変美しく、冬になればクロスカントリーや、山の頂上にある人口の湖(ビーバーレイク)でスケートをする人々で賑わう。また、リスなどの野生の動物も生息していて、普通に公園を散歩しているだけでも、いたるところで見る事が出来るのだ。

Parc_du_Mont_Royal(モン・ロワイヤル公園)さて、山の頂上に行くには歩るいても行けるが、やはり相当キツイ。車が無い場合はバスで行くのが良いだろう。山の頂上には展望台が2つ。どちらも市内を走るバスの「11番」で行く事が出来る。(シャレー展望台はバスを降りて徒歩10分程歩く)

シャレー展望台からはダウンタウン。イーストエンド展望台からはオリンピックスタジアムと街の景色が一望できる。特に夜はデートスポットとしても有名でロマンチックな場所なのだ。

ちなみにこの山のどこからでも街が一望できるように、ビルの高さは50階までに制限している。